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小川産婦人科スタッフからの手紙
by ogawasan3


海老の処理A、B、C

今日のクリニックのお昼ご飯は天麩羅御膳でした。
私はお野菜を洗ったり、ちょっとした事のお手伝いに行っていたのですが
海老の天麩羅を作る際に、ちょっとお勉強になる事をシェフに教えて貰い
ました。
それは海老の処理についてなのですが、皆様は海老を使ったお料理をお作り
になる際に、どうされていますか?
私は海老の処理と言えば、A)殻を剥く、B)背わたを取る、でおしまい!
だったのですが、その後で、C)しっぽを包丁でしごいて、黒いわたの様な
モノを絞り出して、しっぽの先をちょっとカットしなくてはならないと
教えて貰いました。
理由は海老のしっぽは袋の様になっていて、その中に水分がたまっている
ので、その水分をきちんと出しておくと、揚げ油の中に入れた際に油ハネが
少ないそうです。
そしてしっぽの中の黒いわたを取っておくと、揚げた後にお色が美しく仕上
がるとの事でした。
今日は私も挑戦してみたのですが、丁寧にすると、しっぽが切れる事もなく
簡単に出来ました。
一手間かける事で美しく仕上がりますので、皆様も是非挑戦してみて下さい。
「それは当たり前」とおっしゃる方もいらっしゃるかも知れませんが、、、。
ところで皆様は海老のしっぽは召し上がりますか?
「食べる派」と「食べない派」にきっちり分かれるようですが「食べる派」
の方は「パリパリして美味しい」と感じられるようです。
私は残すものだと思っていたのですが、海老の殻には動物性の食物繊維キチン
がたくさん含まれていて、このキチンは水に溶けない食物繊維の一種なので、
腸の中でコレステロールや体内で出来た有害な物質を吸収して、体外へ出して
くれるらしいです。
つまり海老のしっぽはデトックス効果があり、カルシウムも含まれている為、
食べる方が体に良いらしいです。
皆様は召し上がりますか?残されますか?
by ogawasan3 | 2009-03-12 13:57
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